チリ対ペルー


サッカーでは、2019年のコパ・アメリカで、’15年’16年の王者チリを、準決勝でペルーが破り、44年ぶりの決勝進出というニュースがありました。

最近、イギリス知的財産庁において商標を巡るチリ対ペルーの戦いがありました。

“PISCO”というブドウの蒸留酒の商標を巡って争いとなりました。チリの生産者が”PISCO”を含む次の商標を酒類(33類)でイギリス知的財産に登録申請したのに対し、ペルーの知的財産局が異議を出したものです。

いろいろ調べてみると、ピスコを使ったピスコサワーがチリ・ペルーで愛飲されているようで、昔からピスコの語源やピスコサワーの起源を巡って争ってきたようです。似たような争いはどっかで聴いたことがあるような。。。

イギリス知的財産庁は、上記商標の登録を認めたようです。

ただ調べた感じでは、”PISCO”は、ブドウの蒸留酒を指すようで、”焼酎”とか”ブランデー”というお酒の種類の1つのような感じで使われているようです。だとすると、本来は”PSICO”には自他識別力は生じないのですが、このラベルからすれば、自他識別力は他の部分で認められているように思います。

ペルーも他のブランドで”PISCO”を含めた商標登録を申請して対抗するとよいかもしれません。

ともかく”PISCO”をストレートとサワーで飲みたくなる話でした。

弁護士大橋卓生