ファウルボール訴訟 in ピッツバーグ- ネット設置事業者の責任!? –


2015年にピッツバーグ・パイレーツの本拠地PNCパークで発生したファウルボール事故です。

バックネット裏にいた女性の後頭部にボールがあたり脳しんとう等を起こし仕事が十分にできなくなったとして、球団・球場・MLBに加えて、ネット設置事業者を訴えた事案。

なんでネット設置事業者?穴でも空いていたのかな?と思い調べたら映像がありました。見ると事案の概要に合点がいきました。

弾力のあるネットがバックネット裏に使用されていて、最前列の席に向かって移動していた女性のところにファウルチップのボールが飛んできて、ネット越しに当たった、という感じです。

球団とは和解が成立し、和解条件は守秘だそうです。

ネット設置事業者との関係では陪審員のトライアルに移るようです。

軽くて柔軟性のあるネットが仇になった事故です。ネットがあってもファウルボール事故は起こるという皮肉な事故でもあります。

弁護士 大橋卓生