Dance Dance Dance

一時期、TOKIOがCMをしていたオンライン・バトルロイヤルゲーム”Fortnite”(フォートナイト)が、法廷でバトルをしてます。

オンライン・バトルロイヤルゲームは、基本的に、複数人(FortniteやPUBGでは100人)が同時に一つのマップの中で、最後の一人になるまで戦い抜くサバイバルゲームです。

ちなみに、Fortniteは少しかじりましたが、いろいろ作りながら敵を倒していくことを習得するのに時間がかかりそうだったので断念。バトロアはもっぱらPUBGです。

FortniteもPUBGも、ゲームの中で自分が操るキャラクターのスキンを飾るのが結構楽しいです(特にゲームの優劣に関係しませんが)。

スキンと並んで楽しいのが、EMOTE(エモート)と言われるキャ 続きを読む Dance Dance Dance

Blade Runner 2049 vs Peugeot

Box Office Mojoによれば、1982年”Blade Runner”の続編”Blade Runner 2049″(2017年)は、全世界で興行収入約$259M(約283億円)だったようです。
2017年の全米興収ランクでも34位という感じです。
制作費が約$150Mのようですので、大成功を収めたというものではないと思います。

ちなみに、2017年に公開された”Star Wars :The Last jedi”は全世界 続きを読む Blade Runner 2049 vs Peugeot

アマチュアリズムの危機 or 改革?

全米の大学スポーツを統括するNCAAは、その規則にアマチュアリ規定を設けています。

基本的に、スポーツで報酬を得てはならず、エージェントと契約してはならない、とされています。こうした行為を行うとアマチュア資格を失い、大学スポーツに参加できなくなります。

NCAAでは、アメリカンフットボールと男子バスケットボールが人気で、1000億円ともいわれる収益を支えています。これらのスポーツの放映権の販売やビデオゲーム化のライセンスなどが大きな収益源となっています。

ところが、先のアメリカンフットボール規定によって、その収益 続きを読む アマチュアリズムの危機 or 改革?

もう一つの「アラバマ物語」 -舞台化紛争-

なぜ、”To Kill a Mockingbird”がアラバマ物語という邦題になるのか分かりませんが、英題を直訳しても意味がよく分からないので、物語の場所をタイトルに持ってきたのでしょうか。

邦題からすると牧歌的な映画と思いきや、米国南部の人種差別をテーマとしたもので、白人女性に対するレイプ容疑で逮捕された黒人を弁護する白人弁護士のお話。

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F-word商標と表現の自由

“FUCT”

この言葉をアパレルのブランドとして使用している者が、USTPOに商標登録をしようとしたところ、米国商標法(Lanham Act)のDisparagement clauseに抵触するとして登録を拒絶された事案で、商標登録の有効性をめぐって争っています。

Disparagement clauseは、日本の商標法で登録拒絶事由とされる4条1項7号の「公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標」にあたるようなものと思います。

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Ed Sheeran楽曲著作権侵害訴訟 − Blurred Line事件の衝撃再びか? –

英国のシンガーソングライターEd Sheeranが、彼の楽曲”Thinking Out Loud“(58回グラミー賞で最優秀楽曲賞)がMarvin Gayの楽曲”Let’s Get It On“の著作権を侵害しているとして訴えられています。

Ed SheeranといえばMartinのミニギターを使っていて、同じギターを使っている者としては親近感があります(^^ゞ

Marvin Gayの楽曲の著作権侵害訴訟といえば、昨年、音楽業界を揺るがしたBlurred Line事件が有名です。

Robin ThickeとPharrel Williamsの2013年の大ヒットソン 続きを読む Ed Sheeran楽曲著作権侵害訴訟 − Blurred Line事件の衝撃再びか? –

ファウルボール訴訟 in ピッツバーグ- ネット設置事業者の責任!? –

2015年にピッツバーグ・パイレーツの本拠地PNCパークで発生したファウルボール事故です。

バックネット裏にいた女性の後頭部にボールがあたり脳しんとう等を起こし仕事が十分にできなくなったとして、球団・球場・MLBに加えて、ネット設置事業者を訴えた事案。

なんでネット設置事業者?穴でも空いていたのかな?と思い調べ 続きを読む ファウルボール訴訟 in ピッツバーグ- ネット設置事業者の責任!? –

Vijay Singh ドーピングケース

米国でツアー34勝を誇るレジェンドゴルファーVijay Singh(ビジェイ・シン)のドーピングに関する訴訟が和解終結しました。

5年前に、Vijay Singhは、Sports Illustrated誌の記事の中で、Deer antler sprayを使用している旨を述べました。Deer antler sprayには、WADAが禁止物質としているインスリン様成長因子-1(IGF-1)がごく微量ですが、含まれていました。

Deer antler sprayは怪我の治療などに用いられるステロイド代替物のような商品のようです。

PGAツアー側は、Vijay の尿検体を検査することなく、この記事を 続きを読む Vijay Singh ドーピングケース

Beyoncé vs Feyoncé

Beyoncé は、世界的に有名なアーティストです。

Feyoncéは、個人が立ち上げたテキサス州のアパレルブランドです。Feyoncéのブランドでシャツタンクトップマグカップなどを販売しています。Beyoncéをもじったブランド名です。マグカップに記載されている”HE PUT A RING ON IT”は、Beyoncéのヒット曲”Single Ladies(Put a Ring on It)“からのものと分かる感じで使ってます。

当然、紛争になっています。

Beyoncéは、BGK Trademarks Holdingsという自身の管理会社を立ち上げて、Beyoncé商標を管理しています。ちなみに、BGKは彼 続きを読む Beyoncé vs Feyoncé

「マリカー」判決

マリオカートは、スーファミ、DS、Wiiでやってきましたが、マリカーと呼んだことはないので、果たして「マリカー」の周知性が認定されるのだろうかと思っていましたが、認定されましたね。

この事件は、いろいろな争点があってとても興味深いのですが、もっとも興味をもった点は、①任天堂が使用していない略称が周知表示と認められたこと、②著作権の判断、です。

①略称の周知表示認定について

今回の判決で、任天堂は、「マリカー」について不正競争防止法
2条1項1号・2号の不正競争行為に該当すると主張し、裁判所は1号を認定していますので、「マリカー」は著名とまでの認定 続きを読む 「マリカー」判決